
景色を、変える。
喪失にまつわるモノのお片付け。
手放して、心が軽くなることもあるし、箱のなかにしまって、時々眺めることがあってもいい。それは、あなたのこころのなかを整理する、大切な時間です。
あらたな生活を願い、手を伸ばす。そんなあなたへ。
その願いをかたちにするために、ともにいます。
グリーフワー クとしてのお片付け
うつりゆくこの世界で
かなしいけれど人生は喪失の連続です
それを理解しているつもりでも
実際に大切なものをうしなったとき
わたしたちの心や身体はその都度、混沌となります
愛するひとやペットとの死別
叶わなかった将来の夢
想像していた学校生活を送れなかったこと
失恋や、離婚や
怪我や病気になることも喪失です
引越しや進学など
希望にみえるものが同時に
喪失を含んでいることも あります
その体験による影響が
時とともにどのように変容するのかは
皆それぞれです
自然にうすれてゆくこともあるし
何度も何度も思い出して、痛みを伴うこともある
喪失にまつわるモノを、整理する
手放して、心が軽くなることもあるし
箱のなかにしまって、時々眺めることがあってもいい
「こころのなか」を、整理する
もう一度、生きるために
グリーフ(grief)とは、日本語で「悲嘆」と訳されます。死別だけではなく、仕事や夢・人との関係・健やかな身体など、大切な存在を失ったときに生まれてくる、ごく自然な反応・状態です。悲しみに限らず、不安・怒り・無力感など、心や身体に様々な影響を及ぼします。
グリーフワークとは、喪失を経験した人が、なくしたもの・人を大切にしながら、新たな自身の生活を再構築していく営みで、モーニングワーク(mourning work)「喪の作業」とも呼ばれます。
作業といっても、一つこなして次に進むというようなものではなく、なくした人や物事に対しての自分の気持ちを語ったり考えたり、試行錯誤しながら選択をするという作業を少しずつ重ねていく、再構築のプロセスを意味します。
たとえば、思い出の品々を選び、箱にしまってゆくメモリーボックス作り。本棚やチェストを利用した祭壇(手を合わせる場所)の設え、など。お話を聴きながら、進めてゆきます。また、お焚き上げで、お気持ちやモノを手放す方もおられます。
